ネット配信系

ネット配信環境は次の通りです。

・ ノートPC(Core i7,16GBメモリー,1TB SSD,Geforce GTX1650)
・ OBS Studio (配信用ソフト)
・ Filmore X(動画編集ソフト)
・ 4K Webカメラ 2台
・ 720 pixel Webカメラ 1台
・ スマートフォンカメラ 1台
・ PC内臓Webカメラ 1台
・ USB 3.0用電源ハブ 1台
・ 有線LAN(上り下り実効500Mbps)
・ 無線LAN(上り下り実効50Mbps)

実は、ここで大きな問題があります。PCにUSB3.0電源ハブを用いても(電源不足を補うため)、4K Webカメラを2台接続することは困難です。USB3.0の帯域は、理論値5Gbpsですが、4K Webカメラを1台使用するだけで1.2Gくらいの帯域を占有します。理論値が5Gだとしても、実際は6~7割の稼働しかできないことが多いため、少なくとも同じ系列のUSBポートで2台接続しても動かない可能性が出てきます。

実際、筆者のPCでは認識は問題ないという場合もあり、あたかも正常に見える場合もあります。認識に問題がなくても、動作が不安定になったり、チラつきやノイズが載ったりする場合もあります。何か回避策があるかもしれませんが、今のところ思いつきません。従って、USBに接続する順番や、映像キャプチャデバイスの設定の順番などを考慮しながら、上記の環境を構築しています。おそらく、帯域いっぱいいっぱいに使用していると思われます。

動画配信や録画を安定させるためには、4K Webカメラ1台、それ以下の解像度のカメラを2台程度がちょうど良いと思います。

配信は、ピンボールのプレイ動画が主ですが、Youtubeにしろ、他のストリーミングサイトにしろ、昨今は著作権に非常に厳しくなっています。厳密にいえば、ピンボールで使われている音楽も許諾が必要ですが、既にメーカーが倒産していたりするので、指摘を受けることは少ないでしょう。しかし、版権もののピンボールや著作権で保護されている曲を使っている場合、著作権判定プログラムにひっかかる機種もあります。

その場合は、公開を中止するか、著作権侵害の部分をミュートにして音声を入れないか、その部分を削除するかの処理をしなければなりません。Youtubeでは、動画を公開する前にチェックできるため、アカウントにWarningが点く前に処理した方が良いでしょう。

参考までに、Red & Ted's Road Showでは、Jackpotを獲得した後の曲や、ネームエントリーの曲は、一部の国で著作権に抵触するため、何らかの選択を迫られます。